
HOME >> ソフロロジー分娩法
ソフロロジーとは、1960年スペインの精神神経科医アルフォンソ・カイセド博士によって創案された思想で、意識の変化を研究し心と身体の安定調和を得るための方法を学ぶものです。
つまり、西洋風のリラックス法と東洋古来のリラックス法(禅・ヨガ)を巧みに組み合わせて考案された積極的リラックス法を柱とするソフロロジー法は、1976年フランスのジャンヌ・クレフ博士によって始められ、ヨーロッパではすでに今主流になった出産法です。
積極的リラックス法を用いて、物事を全て良い方にとらえ前向きな思考の方向(プラス思考)へと進ませるソフロロジー式分娩教育は、1987年熊本の松永博士が初めて日本に紹介されました。まさに九州で起った新しい出産法が、波のように日本全国に広がろうとしています。
そもそも出産は、分娩のときだけを無事に過ごせればいいわけではありません。おなかの中の“命”を赤ちゃんと意識して、母親になるスタート地点でもあるのです。
いま、少なからず不安を感じているなら、まずはおなかの赤ちゃんにどんどん話しかけて上げましょう。できれば健診の度に心音を聞かせてもらったり、超音波で感じてください。そうすることで、自分の中でだんだん出産をするんだ、母親になるんだということがイメージできてくるはずです。
そうやって母性をはぐくみ、また、「出産は、ママと赤ちゃんの初めての共同作業」「陣痛は、赤ちゃんを生み出すための大事なエネルギー」というように、出産に対して前向きに考えられるようにしていく方法を、「ソフロロジー式分娩」といいます。
さらにソフロロジーでは、リラックスできる音楽を聞きながら、呼吸法を練習したり、テープの語りかけに誘導されながら、出産の様子をイメージトレーニングしていきます。その積み重ねが母性をますます強くし、やがて、陣痛や分娩への「不安・避けたい」という気持ちが、「大丈夫・受け入れよう」というように、ポジティブに変わっていくのです。
当クリニックでも、「ソフロロジー式分娩」を推奨していますが、出産後のアンケートでは、「ソフロロジーでの出産に満足した」と答えてくれた患者さんが90%以上でした。出産に対して前向きに、積極的になることで、不安を少なくしていく・・・・・・・これも安産のための大切な考え方です。
ソフロロジーでは物事すべてをあるがままに、前向き(ポジティブ)にとらえます。その目的は、妊娠中から豊かな母性をはぐくみ、出産、育児へとつなげていくこと。
陣痛についても前向き思考です。陣痛は赤ちゃんを生み出すための大事なエネルギー。そして出産は赤ちゃんとお母さんが行う初めての共同作業。人生のなかで意義深い、エキサイティングな経験にするために、お母さんにだけ与えられたこの大事なエネルギーを最大限に生かしましょう。
痛みに抵抗したり押さえ付けたりせず、あるがままに受け入れて乗り切ることで、お産の不安や恐怖心は消え、痛み自体も軽く感じられるようになるのです。
妊娠中から積極的に、お腹の赤ちゃんを中心に考え暮らすことで、女性が本来持っている母性がより強くはぐくまれ、本当の意味での「お母さん」になっていくのです。これがソフロロジーのベース「母性の確立」です。

心のふれあいを大切にする温かさと、経験ゆたかな産科医院としての確かな技術。スタッフ体制も万全で、栄養士や調理師も活躍。15床というベット数の医院としては充分すぎるほどの内容によって、安心と信頼のマタニティーを可能にしています。

ソフロロジー出産は自然な流れのなかで、自分の力によって進める自律出産です。そのため、より深くリラックスすることが大事なポイント。
ピンク色の元気な赤ちゃんが自然に出てくる力を生かせるよう、お母さんは、心と体でリラックスをはかります。
より深いリラックスが実感できるよう(精神的リラックス)、ソフロロジー出産では日本人に馴染みやすい東洋の禅やヨガを、さまざまなエクササイズに組み入れています。

実際の出産で最もリラックスに効果があるのは呼吸法。心強い味方です。妊娠中から深くゆっくりとした呼吸で、心と体がゆったりと落ち着く方法をマスターしておくと、お産の時もリラックスして乗り切ることができます。

ソフロロジーでは「あぐら」が基本のポーズ。妊娠中のトレーニングから出産まで幅広く用います。イメージトレーニングや呼吸法の練習では、気持ちを安らげると同時に、妊婦さんにとって出産に大切な骨盤底筋肉を自然に鍛える効果も上げられます。
出産では病院や陣痛室で過ごす分娩第一期をあぐらで過ごします。リラックスして上半身を立てる姿勢は、赤ちゃんが早く降りてきやすく、子宮の開きを進めます。そして分娩台では、あぐらのバリエーションとも言える座産スタイル。いきみやすく、赤ちゃんを自分の目で見て迎えられるというプラス面もあります。

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